搬入できましたので告知を〜。手作り絵本ギャラリーRiREさんの、『メアリー・ポピンズ』シリーズをテーマにした企画展に参加します。絵本・イラスト・雑貨など、11名分の作品が展示されます。私は、小説からイメージしたイラスト(パステル+色鉛筆のアナログ画)を1点、出品しています。
元になる原作シリーズ本も展示されるそうですので、この機会に読み直してみられるのも楽しいかと思います。
■場所
ピクチャーブックギャラリー RiRE(リール) (大阪府堺市・http://rire.co.uk/)
(泉北高速鉄道「深井」駅から徒歩約6分)
■会期
2010年3月24日(水)〜4月12日(月) ※定休:火曜日、祝日の月曜日
10:30〜18:30(最終日は16:00まで)
案内ハガキの送付ご希望の方は、メールフォームからご連絡ください。(ほぼ同内容の告知をこちらでもアップしています。)
(4/13追記:昨日、他の皆さんの作品鑑賞&搬出してきました。楽しい作品を堪能してまいりましたよ〜。関係者のみなさん、ありがとうございました。m(_ _)m)
この機会に、ということで、ディズニー版の映画『メリーポピンズ』をレンタル屋さんで借りてきて視聴、岩波書店刊『風にのってきたメアリー・ポピンズ』と続刊3冊の計4冊を図書館で借りてきて読みました。ネタバレ有りメモを追記で。
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大昔に観たきりのディズニーミュージカルな映画版(1964年作品)。こちらは、厳格な仕事人間のバンクス氏が、マイホームパパに変わるまでのお話でした。いえ、ジュリー・アンドリュース演じる美しいメリー・ポピンズが主役ですし、記憶にあったシーンは印象的なナンバー(「鳩にエサを」とか)のところが多かったので忘れてましたが、お父さん意外と重要です。お父さんが子どもたちを頭ごなしに叱ろうとするのを制止しつつ、子供たちの話を最後まで聞いてあげるバンクス夫人も、なかなか良いお母さんです。ジェインとマイケルも姉弟仲は良いですし、円満ではなくとも家族仲は良いんですよね。今こういう作品を作れるのかなーと考えると、ちょっと寂しい感じに。大人になってから観ると、なんか観方が変わるなーという好例です(^^;A
原作小説の方は、大昔に「風に〜」を読んだだけで忘却の彼方だったので、新鮮な感じで読了。舞台がイギリスだけあって、お茶の時間にお茶菓子があちこちに出てきまして、読み終わる頃にはお腹が……とか(^^;A 原作版のバンクス氏はそんなにカチコチでなく、結構おちゃめさんだったりして、あのマイケルのお父さんだと納得できるキャラクターでした。メアリーのツン度99%&デレ一瞬の割合も、徹底していて楽し(笑) 普段の生活の中に、ふしぎの扉が“ぽかーん”と開いてるのが魅力でしょうか、やはり。